おめでたいお正月、初詣の次は七福神めぐりへ。七福神とは大黒天、恵比寿神、
弁財天(女神)、福禄寿、毘沙門天、布袋尊、寿老人の七神を祀っている寺社を
巡拝して様々な現世利益を祈願する民間信仰の形態である。日本各地に
七福神が設定されていが、谷中七福神は数ある江戸七福神の中でも開設250年と
いう最古の歴史を誇っており、台東区、荒川区、北区の七寺院を
めぐる5.5kmの巡礼路である。この七福神には神社はなく、すべてが寺院であるのが特徴的である。

•寛永寺(不忍池弁天堂) – 弁才天 「開運・縁結び・商売繁盛」
•護国院 – 大黒天  「富財」
•天王寺 – 毘沙門天 「福徳」
•長安寺 – 寿老人  「延命長寿」
•修性院 – 布袋  「家内安全」
•青雲寺 – 恵比須 「商売繁盛」
•東覚寺 – 福禄寿 「健康・長寿」

冬の一日、江戸情緒にひたりながらゆったりと歩くのも風情がある。