12月に入り各地からイルミネーション開催の便りが届いています。
そこでLCCピーチアビエーションが就航している都市のイルミネー
ションをダイジェストしてみました。ここで取り上げたスポットは
すべて開催が始まっています。

まずは関西空港から「神戸ルミナリエ」へ。ここは開催が短く
12月11日の日曜日が最終日となっています。昨年もこのコラム
で取り上げていますがルミナリエも今年で22回目を迎えています。
ご存知のように阪神大震災の犠牲者を鎮魂するために始まった光の
セレモニー。しかしその後も日本列島では自然災害が絶え間なく
発生し、ルミナリエの光はそれらの災害すべてを忘れない、という
我々国民の総意のようにも思えます。

関西ではもう1か所、大阪「御堂筋イルミネーション2016」へ。
わざわざ訪れるというより、大阪に行けば必ずと言ってよいほど
通る御堂筋が光であふれています(1月9日まで)。一昨年、「最も
多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定
された「光の並木道」。梅田からなんばまで、御堂筋4kmを通しで
歩いてみたくなります。

関西から一気に北海道へ。「さっぽろホワイトイルミネーション」。
イルミネーションの老舗とも言える日本で最初のイルミネーション。
1981年からもう35年もつづいています。雪まつり会場となる大通公園
でオブジェを中心とした光のページェントが開催されています。
またミュンヘンクリスマス市というドイツ産品のマーケットも併催
されています。12月25日まで。

仙台では冬の七夕ならぬ「2016SENDAI光のページェント」。こちらも
31回目を迎える老舗格です。定禅寺通りのケヤキ160本に60万球の
電球が取り付けられてその光量に圧倒されてしまいます。ここの名物は
いったんすべての電球を消灯し、再度点灯するスターライトウインク。
都市伝説が生まれそうな仕掛けだと思いませんか?12月31日まで。

つづいて東京へ。あまりにも多くのスポットがありますが、ここは
オーソドックスに丸の内イルミネーション(2月19日まで)。ビジネス街
丸の内で有楽町と大手町をつなぐ仲通り2本の街路樹にシャンパンゴールド
のLED電球103万球を飾りつけています。交通至便、見た後に立ち寄る
銀座・有楽町。大都会東京の魅力が凝縮したイルミネーションです。

最後は九州、ハウステンボス。来年5月7日までの超ロングラン開催ですが
電球の数も半端ではありません。なんと1,300万球!いったいどうやって
取り付けたのでしょう?なにかも桁はずれの「光の王国」ハウステンボスです。